菊水地区社会福祉協議会(菊水地区福祉のまち推進センター)について

2022.07.01

社会福祉協議会とは

1. 社協組織の創設と組織化(社協創設)

昭和26年 「社会福祉事業法(現在の社会福祉法)」の制定
「厚生省からの都道府県知事あて通達」
〈小地域社会福祉協議会(社協活動の実践部隊)の整備〉
〈市町村社協の育成に努めること(努力義務)〉
平成2年白石区社会福祉協議会結成

2.平成2年「社会福祉事業法の改定」

 地方公共団体・社福法人・社福事業の経営者に 努力義務
① 福祉サービスを必要とするものが、地域で必要なサービスを総合的に提供されるよう、広域かつ計画的な実施に努める
② 連携(福祉・医療・保険) 公的制度・サービスの拡充を図ること
住民等の理解・協力に努める 住民の福祉活動への参加協力を得ること
公の力・住民の力 両者力を合わせ地域で総合的に福祉を展開

3.菊水地区福祉のまち推進センターの開設

 札幌市では「社会福祉事業法」の改定を踏まえ、平成7年に「地域福祉社会計画」が策定され、地域福祉への取り組み強化が図られた。

【3本柱】
①地域福祉サービスの充実:公的サービス拡充
②市民福祉活動の振興:住民参加の福祉活動推進
③福祉アメニティの創設バリアフリー化
以上3本柱の取り組みを推進するため「地区福祉のまち推進センター」が創設され、行政支援のもと「市・区・地区社協」が事業の推進役を担うこととなった。 平成8年3月菊水地区福祉のまち推進センター(菊水地区福まち)が開設される

4.社協の役員(活動キーマン)

【地区社協の構成】連合町内会・単位町内会・民児協・青少年委員会・福祉施設・教育保健医療専門職他
【福まち活動者・町内会・民児協は両組織の連携は不可欠】
【福まち活動者・町内会】組織的に活動を展開する力
【民児協】福祉の知識や要支援者の情報力

5.福まち事業の活動メニュー(具体的活動メニュー)

①日常生活支援活動
②広報・啓発活動
③調査・点検活動
④学習・研修活動
⑤ふれあい交流活動
⑥その他

菊水地区社会福祉協議会(菊水地区福祉のまち推進センター)概要

開設

平成8年3月 ※菊水地区社協の開設は昭和45年5月

所在地

【事務所】札幌市白石区菊水7条2丁目2-20 菊水地区会館内
(〒003-0807 ℡ 011-811-9445 Fax 011-811-3831)
【会議室他】札幌市白石区菊水6条4丁目3-10 菊水東町福祉会館内

担当地区

菊水1条丁目~菊水9条 全地域
菊水上町1条~菊水上町4条 全地域

菊水地区の名前について

昭和29年上白石地区は菊亭の「菊」と豊平川の「川」で「菊水」改称され、その後順に菊水「西町」「北町」「上町」「東町」「南町」の住所に表示され、昭和47年に白石区が誕生し、現在の菊水・菊水上町〇条〇丁目住所表示になりました。

役員数

菊水社協・菊水福まち 計20名

菊水地区人口

白石区 菊水地区年齢別人口数・人口割合 一覧(令和4年4月1日 現在)

人口など

令和4年度菊水地区社会福祉協議会事業計画(菊水地区福祉のまち推進センター事業計画) 基本計画 「みんなが支え合い 住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくり」 基本方針 「障がいのある方・支援が必要な方をみんなで支え合う風土づくり」

【令和4年度の重点活動項目】
*避難行動要支援者名簿を取得促進と菊連協・取得町内会・民児協と共同で基幹避難所運営訓練を行い、要支援者に対する状況を把握し日常の見守り活動を充実させる*
*過去2~3年間新型コロナウイルス等の拡大で、各種交流会・行事等が中止なり、今年度は菊水地区菊連協・ネットワーク会議・民児協・青少年育成他、各団体と共同で(仮)菊水交流会を今年度下期に開催するため準備を進める*

事業計画

1.事務局

1)定例会議の開催及び白石区社会福祉協議会との意見交換会を開催。
2)東町福祉会館の事務所は継続して使用する。
3)子育てサロン・ミニサロン(スマイルクラブ)等への助成支援。
4)介護予防センター・第二地域包括支援センターとの意見交換会を2回開催。
5)他団体との共同事業推進の強化
まちづくりネットワーク会議・菊連協と協議しながら、共同事業開催を模索する。
6)基幹避難所の「東橋小学校」で「基幹避難所運用マニュアル」を昨年作成。今年度は「幌東小学校」と「上白石小学校」で「基幹避難所運用マニュアル」を菊連協防災部・校区の連町・団体と共同で作業を行う。
7)「みんなの食堂」(子ども食堂)への支援を行う。
8)福祉除雪への広報支援及び支援者への説明会の開催をする。
9)交通費支給について(対象者 菊水福まち役員)菊水地区以外に会議・講習会・調査等で出かける場合は、交通費を支給する。各種団体等との交通費支給が重複する場合は支給しない。支給開始は令和4年4月1日からとする。
10)菊水地区会館光通信費を負担する。
11)菊水地区社会福祉協議会の会則の見直しを行う。

2.福祉推進部

1)避難行動要支援者名簿の取得町内会・自治会取組み支援及び未取得町内会への取得に向けた取組みをする。
取得後、個別面談を実施して個別台帳は最低作成する。(新型コロナウイルス拡大のため個別面談が遅れている)
要支援者名簿(37町内会)・65歳以上見守り名簿(2町内会)の作成・整備を行う。
2)菊水地区 3か所の基幹避難所「運営マニュアル」による、避難訓練の協力福祉マップ作成支援未作成の町内会・自治会への作成支援を行う。
3)令和4年度新規福祉サポーター育成・組織化
令和3年度 187名福祉サポーター証発行したが、令和4年度は 300名(町内会員・民生児・ 童委員・青少年育成委員・ボランティア)に向けて呼びかけや講習会を開催し拡大を図る。 
4)救急医療情報キットの配布促進
菊水地区各町内会・個人宅への新規 又、補充をする。
5)要配慮者の方で、視覚障がいのある方への配慮として「点字資料」を札幌市社会福祉協議会の協力で作成する。

3.福祉研修部

1)令和4年度 福まち研修会(共催も検討)
・「要支援者の支え合い」活動の為の研修会を白石区社協と共催開催する。
・基幹避難所運営の研修会(コロナ禍では有るが、避難訓練開催も模索)を6月開催計画する。

4.福祉事業部

1)「菊水地区ふれあい交流会」令和4年9月又は10月開催
まちづくりネットワーク会議と共催で開催も視野に検討(三世代交流会等)する。
2)協賛事業については、当会の活動方針に沿うものであれば協賛していく。
3)東橋・上白石・幌東小学校への雑巾等を寄贈する。(令和5年3月中旬)
・各小学校へ 200枚寄贈
・「令和5年度新1年生」への記念品の贈呈

5.福祉広報部

1)よつ葉のクローバー 第89号を10月に発行予定
・昨年同様に全世帯配布を基本に進める。(17.000部)
・広告の掲載
・前途配布については、配布業者にお願いする。

募集・お願い

福まち活動にご協力いただける方、募集していますのでご連絡ください。
今後の「菊水福まち事業」を推進するために、皆さんのご意見・ご要望をお聞かせください。(kikusui-net.com)